バイオジェット燃料(SAF)「サステオ」を使用したORC航空機が五島列島・福江島上空を遊覧飛行!

2022年9月21日、ユーグレナ社の製造・販売するバイオジェット燃料(SAF)「サステオ」を使用したORC航空機が五島福江島上空での遊覧飛行を行いました。
脱炭素社会の実現をめざし、離島振興を通じた持続可能な地域づくりに取り組むために、ORC社、JTBのご協力のもと実現しました。

●「サステオ」とは
ユーグレナ社が製造・販売するバイオ燃料「サステオ」は、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原料からつくられています。「サステオ」は燃料の燃焼段階では通常の軽油と同じようにCO2を排出しますが、原料となる植物や藻類が成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。

サステオについて詳しくはこちら:https://www.euglena.jp/businessrd/energy/susteo/
ニュースリリースはこちら(2022年7月14日発行):https://www.euglena.jp/news/20220714-2/

■取組みの背景
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて国内外の取り組みが加速しています。本取組みに先立ち、ユーグレナ社とORC社は、2017年にSAFフライトの実現と長崎県離島地域のさらなる振興を目指し、資本業務提携を発表しております。また、ORC社とJTBは以前より、九州離島観光の持続性、社会性、話題性を兼ね備えた新たな旅のスタイルの創出に努めてまいりました。

今回ユーグレナ社の製造・販売するSAF「サステオ」を搭載したORC社の機材で、五島列島・福江島上空を遊覧飛行するツアーをJTB(旅行企画・実施:JTBロイヤルロード銀座)が発売する運びとなりました。持続可能な航空燃料を使用し、環境負荷削減に貢献するとともに、五島列島ジオパークを含む長崎県五島市を舞台に離島振興を目指し、実施しました。

■長崎県五島とは
九州最西端、五島列島の南西部に位置し、コバルトブルーの海と白い砂浜、四季を通して楽しめる釣りやマリンスポーツ、キリシタンの歴史を物語る世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」など自然と歴史がつまった魅力あふれる島。2022年に“日本ジオパーク”に認定。


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