まさか歯ブラシだけで済ませてない? 正しいオーラルケアで歯周病を防ぐ!

まさか歯ブラシだけで済ませてない? 正しいオーラルケアで歯周病を防ぐ!

歯がキレイなのは芸能人というのは過去の話!
最近はオーラルケアに対する意識が高まってきています。キレイな歯は好印象を与えるだけでなく、健康にも影響を与えることが近年明らかになっています。
毎日のケアだからこそ、正しいオーラルケアをしましょう。

歯ブラシだけではダメ!

歯ブラシ1本で歯磨きはならず

歯ブラシで磨くだけでは、歯の表面積の3~4割の磨き残しがあるといわれています。歯周病菌は歯と歯茎の間や、歯と歯の間などに潜んでいます。デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯周病菌をしっかり取り除きましょう。

歯垢が溜まりやすいところは念入りに

歯の表面は直角に、歯と歯ぐきの間は45°にブラシをあてて、
1本1本丁寧に磨きましょう。
モコモコ泡が立つ歯磨きは「磨いたつもり」にならないように気をつけて!

夜の歯磨きは重要!しないで寝ちゃうと・・・

寝ている間に菌が増殖!

就寝中は唾液の分泌量が低くなり口の中が乾燥するため、細菌が繁殖しやすくなります。
朝起きた時に口の中がネバつくことはありませんか? 起床時はトイレの便器よりも細菌が多いと言われています。
翌日に汚れを持ち越さないためにも、寝る前にしっかり丁寧に磨くことが大切です。

朝起きたら歯磨きを

一晩歯を磨かなかったからといってすぐに虫歯ができるとは限りません。
プラークが歯を溶かす酸を作り虫歯にするには24時間~48時間と言われています。たった1日で虫歯になることはないですが、細菌が大量に口の中に存在している状態は身体にとって良いことではありませんよね。
朝起きたら必ず歯磨きをするようにしましょう。

オーラルケアグッズの選び方

毎日するケアするものだからちゃんとしたものを♪
そして毎日口に入れるものだから成分にもこだわりを。

歯ブラシ

歯と歯の間の細かい部分から表面の歯垢も取り除けるように、毛の硬さは普通がおすすめ。また、歯ブラシヘッドは小さい方が奥の歯までしっかり磨けるので、ヘッドの小さいものを選びましょう。

デンタルフロスと歯間ブラシ

歯ブラシ以外のケアグッズは使っていますか?
歯周病の原因ともなる歯垢が溜まりやすい歯間もしっかりケアをしましょう。

・初心者におすすめ

初心者には操作しやすいホルダータイプのフロスもしくは、ゴムタイプの歯間ブラシがオススメ。

・使い慣れた方におすすめ

使い慣れた方には糸巻きタイプのデンタルフロスもしくはワイヤータイプの歯間ブラシがおすすめです。糸巻きタイプのフロスは1回当たりに掛かる費用が安くなるので経済的でおすすめです。

マウスウォッシュ

食後はすぐに磨くのは良くありません。 食後の口の中はpHが酸性に傾き、歯のエナメル質が溶けやすい状態にあるため、食後はお水などで口をゆすぐかマウスウォッシュを使いましょう。

・マウスウォッシュを選ぶポイント

アルコールやエタノールは良い菌も殺してしまったり、口の中が乾燥してしまったりするのでアルコールフリーやエタノールフリーがオススメです。クリアポットは天然由来成分100%なので、マウスウォッシュとしてもお使いいただけます。

歯磨き粉

毎日口に入れるものだから安心できるものを使いたいですよね。
成分や使い心地など、最近歯磨き粉にもこだわりをもつ人が増えています。

・歯磨き粉は泡立つもの?

歯磨き粉は泡立つイメージがありますよね?
実はこの泡はラウリル硫酸ナトリウムという合成界面活性剤が主に使用されています。この成分は発がん性や認知症などの原因のひとつとして考えられており、また味覚にも影響を及ぼすと言われています。泡立ちが良いと磨いた気になりますが、磨き残しがでてしまったりするので、なるべく配合されていないものを選びましょう。

・研磨剤は入っているべき?

研磨剤とは、文字の通り磨いて研ぐ材料です。例えば、お鍋の底の焦げをクレンザーでゴシゴシ磨くイメージ。これで歯を磨くとどうなるか・・・想像はつきますね。エナメル質が削れて知覚過敏の原因となりますので、なるべく研磨剤フリーの商品を選びましょう。

・顆粒は入っていた方がいい?

よくドラッグストアなどに顆粒入りの歯磨き粉がありますが、この顆粒は歯周病の原因となっていると歯科医師の間で言われています。
口をゆすいでも小さな粒がはじけず歯と歯茎に間に残ってしまい、そこから菌が増殖してしまいます。特にインプラントの方は炎症を引き起こした症例も報告されています。
顆粒の入っていない、ペーストタイプやジェルタイプを選ぶようにしましょう。

いかがでしたか?
正しいケアは出来ていましたか?

「ケアが足りていなかった」と思った方は
ぜひ今日から毎日のオーラルケアを見直して、
美しい歯と口内環境を目指しましょう。